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市民の快適な生活を守る。誇りを持って働いています【野田建設工業株式会社】

2023年1月23日公開

私が選んだ職場

富良野の建設会社で24年間働いてきた宍戸さんは、家庭の事情で旭川へ移り住んだことを機に転職を決意。これまで道路の舗装工事などで培ってきた技術や能力を野田建設工業株式会社で存分に発揮しています。

事業部 工事長/宍戸 剛さん(46歳)
富良野市出身。野球観戦が趣味。小学3年生の子どもと遊んだりペットと戯れるのが至福の時。

ゼロから学び経験を積んで管理職までステップアップ

高校卒業後、地元で就職したいと考えていた宍戸さんは、親戚の勧めもあって舗装工事をメインとする富良野の建設会社に就職します。「高校は普通科だったので工業系の知識は何もなく、道具の名前一つから覚えるのに苦労しましたね」。現場の段取りや作業の流れとその意味まで、すべてを並行して覚えなければ仕事になりません。調べるよりも先輩に聞いたほうが早く身に付くと、積極的に質問を重ねて知識を吸収。2年後には一人で現場を任されるようになりました。

一方では失敗から学ぶことも。「私用で休みを取るため、担当者に作業内容を説明して休暇に入ったところ、想定とは違うものが出来上がってしまい最初からやり直す事態になったことがあるんです」。この時に自身の説明不足を痛感し、他者とのコミュニケーションの重要性を知ったと言います。

こうして気が付けば24年、昇進し部下を指導・管理する立場にもなりました。しかし、家庭の事情で旭川に移り住むことになり、そのタイミングで転職を決意します。「家族との時間を大切にしたい思いがありました。これまでのキャリアを生かせて転勤も出張もない、業界での知名度もあり長く働けそうだと感じたのが現在の職場でした」。

綿密な打ち合わせで工事を成功させる

野田建設株式会社は、建設、運輸、生コンクリート事業を行う会社。宍戸さんは前職と同じ道路舗装工事などに携わる建設部門の事業部に所属し、現場責任者を任されています。業務内容はほとんど一緒ですが、一つの現場に集中できるのが以前との大きな違いです。工事の事前準備が業務の大きなウエートを占めており、特に重要なのが下請け業者との打ち合わせ。図面を基に規格や寸法、現場での作業の流れを伝えてイメージを共有することが大切なのだそう。「図面通りのものを作るためでもありますが、けがなく安全に工事を行うためという意味合いが大きいですね」。

工事を無事に終えるには、作業員との連携や日ごろのコミュニケーションが欠かせません。言わなくても分かるだろうと楽観せずに、工事開始から終了までの概要や流れなど細かな部分まで理解してもらえるよう説明。外注先のスタッフを含め全体で連携を取り、見栄え良く奇麗に施工することで発注者に喜んでもらえる仕事を意識しています。

決して楽をせず誠意を持って取り組む

「経験を積む」のが良いことばかりとは限りません。大体の結果が見えるからこそ苦労を避けて楽な方に進みがちになる弊害もあると言います。例えば工事をするにあたって周辺の家や企業に周知をする場面では、「チラシを配れば労力は減ります。ですが一軒一軒あいさつに回ると、万が一迷惑を掛けるような事態が起こった時に相手の印象や反応が変わってくるので、あえて大変な選択をしたほうが良いこともあるのです」。それは工事後の書類作りにおいても同じだそうで、少し手間がかかっても見る人が分かりやすい報告書を作ることを意識しています。

デスクワークより、現場に出て周辺へのあいさつ回りをしたり外注業者と接したりするのがこの仕事の楽しさだという宍戸さん。誠意をもって仕事に臨み、向上心を持つことが成長につながります。「この歳になると自分のスタイルが確立して作業の手法も同じようなやり方になりがちです。しかし、常に勉強して新たな挑戦を続けることが大事なんだと思います」。できれば定年まで現場に出ていたいと笑いながら、発注者のため、その先の地域住民のためインフラ整備に勤しむ宍戸さんです。

  • クライアントや外注業者と打ち合わせを行い、施行の段取りについて話し合う

  • 現場のスタッフ全員で連携を取り、道路を舗装

  • 事務所の中で、資料を作成する宍戸さん

働きやすさが変化しています

常務取締役/丸山正人さん

この業界は皆さんの想像以上に働きやすくなっています。測量はレーザーで効率的に行えますし、有給休暇の取得率などさまざまなことが変化しているとアピールしたいですね。働く上では、「相手を思いやる気持ち」と「意欲」が大切だと考えています。当社には資格取得希望者を全面的にサポートする支援制度があるので、ぜひ挑戦してほしいです。

野田建設工業株式会社

昭和43年創立。土木・舗装工事、砂利やアスファルト合材の販売、産業廃棄物処理や除排雪など幅広い事業を展開。草刈りやグラウンド整備等で、地域貢献を積極的に行っている。

北海道旭川市東鷹栖東2条3丁目
TEL.0166‐57‐5146
http://www.nodaken.co.jp/

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