クローズアップ！あの職場で働く魅力【株式会社カワサキ（業務スーパー帯広西5条店）】

株式会社カワサキは、テレビをはじめメディアに引っ張りだこの「業務スーパー」をフランチャイズ運営する企業。昨年には帯広市に初出店したことでも話題を呼んでいます。その「業務スーパー帯広西5条店」店長の青木誠司さんに、働く魅力や職場環境、教育スタイルなどについてインタビューしました。

当社がフランチャイズ運営する「業務スーパー」はメディアの露出によって徐々に人気が高まり、テレビで特集される機会も増えました。認知度の向上から札幌市や千歳市、恵庭市といった道央圏に店舗を増やしてきた一方で、帯広市は未開拓の地。ただ、「札幌に遊びに行く際に必ず立ち寄る」「帯広にはないけれど人気があるみたいだね」という声も後押しとなり、昨年9月に帯広西5条店をオープンさせました。
「業務スーパー」が扱っているのはSNSで話題の商品や人気のオリジナル食品が豊富。一般的なスーパーとはラインアップが大きく異なり、「ここで初めて見た」という調味料やチルド品も多いことから、お客様には「真新しい買い物」を楽しんでいただいています。当店で働くパートさんも、物珍しい商品にふれられるのが一番の魅力だと考えている方が多いようです。
働くスタッフにするとあまり見かけないアイテムが多いので、商品名や使い方を覚えるのは苦労するかもしれません。けれど、SNSをチェックして調味料のアレンジ方法を教え合ったり、テレビ放映された食品の話題で盛り上がったり、商品を通じて仕事の面白さを感じてもらえるのも醍醐味だと思います。

当店では主に主婦のパートさんが活躍中。私は、スタッフには何よりも家庭を第一にしてほしいと考えてます。お子さんの発熱や体調不良の時など急な欠勤にもできる限り対応しています。主婦が多い職場ですから、お互いが気持ちを汲み取り、「お互い様」で協力し合えるところも自慢です。
私は朝礼の時にスタッフの意見を募る他、なかなか発言できない方もいるので、品出しの合間にも「何か悩みはない？」と声をかけるようにしています。人間関係の相談だったり、商品の分からないことだったり、気軽に話せる職場は定着率アップにつながるはず。実際に昨年のオープンから退職した人はほとんどいません。
店長や社員に何でも話せる雰囲気づくりは、パートさんのモチベーションにもつながると思います。「業務スーパー」は動画研修やマニュアルが整っていることに加え、柔軟性のある職場です。売りたい商品や売場のつくり方も、パートさんが発信しても当然OKです。それが売上につながると手応えがありますし、小さなチャレンジを糧に私がいなくても店舗が成り立つくらい成長してほしいと思っています。