旭川で生まれ育ち、学生のころから音楽やゲームが生活の一部にあったという寺本さん。「当時はCDやDVDなどのメディアが全盛期だったこともあり、音楽やゲームにたくさん触れて過ごしました」。19歳のころ旭川にTSUTAYAがオープンすることになり、好きな分野で働いてみたいとオープニングスタッフの求人に応募。アルバイトとして採用されたことがきっかけとなり、それ以来現在も好きなことを仕事にし続けています。「DVDレンタルや、音楽、ゲーム、書籍販売と、TSUTAYAの業務は一通り経験しました。それぞれの分野の知識を深められる面白さがあります」とこの仕事の魅力を話します。2011年に運営母体が「株式会社オカモト」へ変わった数年後に正社員に登用されてからは、数年ごとに恵庭や十勝管内で勤務。「正社員になる時に、『転勤もあるし、TSUTAYA以外の業態へ配属になる可能性もゼロではない』と言われましたが、自分としては、同じ会社内でいろいろな業種に挑戦できることをプラスに考えているので、悩むことはありませんでした」と振り返ります。今年4月からは現在勤務している木野店に配属となり、チーフに起用された寺本さん。これまでの専門知識に加え、従業員たちをサポートする立場として、手腕を発揮しています。