歯科助手として患者さんの健康と笑顔をサポート【とかち子供の歯科】

「とかち子供の歯科」は、20年以上にわたって子どもの歯の矯正に携わってきた庄内達哉院長が昨年2月に開院しました。子どもはもちろん、家族で安心して歯の健康を任せられる当院で歯科助手兼受付として働くのが、阿部瑞穂さんです。高校卒業後から歯科助手として働き、転職する際もこの仕事を選び続けてきました。「小さいころに通っていた歯科の先生がいつも優しくしてくれて、いつしか歯科医院で働くのが憧れになっていました」。そこは阿部さんの知人の父親が経営する医院だったこともあり、幼心に恐怖心はなく、スタッフが働く姿が楽しそうだと感じていたと振り返ります。その憧れの気持ちを抱き続けて、新卒で歯科医院に就職。歯科助手の先輩に教わりながら、徐々に仕事を身に付けました。「何も分からずこの世界に入ったので、専門用語を覚えるのにも苦労をしました」。経験を積み、次第に仕事を覚えていくにつれ、「仕事が楽しい」と感じる場面が増えてきたという阿部さん。「先生が診察をスムーズに進めるためのサポートができるようになったり、患者さんとの何気ない会話に元気をもらったりするのが特に楽しかったです」。そこで8年程勤めた後、結婚と同時に退職。専業主婦として3人の子育てをしながら過ごしましたが、再び働くことを決めた時も、選んだ職場は歯科医院でした。

現在小学4年生から1年生まで、3人の子育てをする多忙な日々を送っている阿部さん。「母にも協力してもらい、仕事と子育てをしています」と、周りのサポートに感謝しながら、好きな歯科医院での仕事を続けています。当院を知ったのも、子育て中の出来事がきっかけでした。「子どもの参観日に、親子を対象にした歯科に関する講話があったのですが、そこで講師をしていたのが庄内院長でした」。そこでは日常生活の癖が歯並びに及ぼす影響など、矯正歯科に携わる立場からの知見を伝えているのが印象に残ったといいます。「この業界で働いていてもなかなか聞けない話を聞くことができて、親の立場としてもとても勉強になりました」。それからしばらくして、当時勤めていた職場が日曜日も診察していたことで、子育てとの両立が難しくなってきた阿部さん。転職を考え求人票を見ていたところ、庄内院長の名前を見つけました。「この先生の下でなら、更に成長できるかもしれない」と応募し、採用が決定。これまでのキャリアを生かしながら、歯科助手として院長のアシスタントを行うと同時に受付業務もスムーズに進め、今や当院のスタッフとして欠かせない存在となっています。

「先生も優しいし、パートスタッフとも仲良く仕事をしています」と、当院の働きやすさについて話す阿部さん。子どもの行事がある時には、勤務時間の配慮をしてもらえることも働きやすさにつながっています。「当院は歯が生えそろう前のお子さんも矯正歯科の相談にいらっしゃいます。少しでも親子で快適に過ごしていただけるよう、受付や歯科助手として携わることができる範囲で貢献できたら」と、今後もこの職場でキャリアを重ねるつもりです。
患者さん一人ひとりが、生涯にわたり歯の健康を保つためのサポートをする、歯科助手の仕事。これからも好きな仕事ができる喜びとやりがいを感じながら、たくさんの人たちの笑顔を作っていくことでしょう。