デイサービスを提供する施設で働いていた鈴木さんは、働く環境を変えたいと思い転職を決意しました。「次はどんな仕事に就こうか考えていた時、入手したシゴトガイドに相互交通の求人広告を見つけました。『介護タクシーのスタッフ募集』という文字に目が留まり、これまでの経験が生かせるのではと思いました」。
市内最大手の会社である信用度と、乗客として何度か利用したことのある親近感も手伝い、鈴木さんは応募を決意。面接を受けて入社が決まると、会社のサポートを受けながらタクシードライバーに必要な二種免許の取得に向けて動き出します。「30年以上運転してきた中で悪い癖がついていて、教習所の教官から何度も指摘されました。普段当たり前のように行っていることが実は危ない行為であることを再認識し、初心に返ることができましたね」。
教習所に通うことおよそ1カ月、教官から教わったことを思い出しながら夜中に練習するなど努力したかいもあり試験に無事合格。介護タクシーのドライバーとして業務に就くことになりました。