実家を離れて函館で大学生活を送っていた山崎さんは、サークルの先輩からアルバイトをしないかと声を掛けられました。「高校生のころからアルバイトをしてみたいと思っていましたが、ずっとチャンスがありませんでした。興味を持っていたホールの仕事だったことと、先輩が働いているという安心感もあり、誘いを受けることにしました」。
職場は伝統的な日本料理を提供する「本町 大人の和料理 あき山」。これまでほとんど接点のないジャンルの店だったので、始めた当初は覚えることが多く、思っていた以上に苦戦したそうです。「担当する業務はドリンク類の用意の他、注文、料理の提供、食器洗いなど一般的なものですが、メニューを見てもどんな料理なのか分からないものが多く、覚えるのが大変でした」。
出勤回数を重ねることで徐々に覚えていくことができましたが、期間限定で新たな料理が追加されることも。出勤の度にメニューを確認し、初めて見る料理名があれば内容を聞いて、お客様に説明できるように備えます。