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経験とデータを元にお客様の求める商品と空間を提供する【スーパーとうかい 北斗店】

2022年11月28日公開

私が選んだ職場

大手スーパーに長年勤務した後、異なる業界を経験した中谷さんは地域密着型のスーパーに出合い、戸惑いつつも、やりがいと楽しさを発見。大型店とは異なるアプローチでお客様との信頼関係を築いていきます。

副店長/中谷光伸さん(35歳)
函館市出身。「お客様の信用を裏切らない」をモットーに、年配者になじみのある定番商品から、他店には置いていないお勧め商品を取りそろえるなど、幅広い発注でお客様をお迎えする。勤続6年目。

頭も体も使う職場。そのバランスが魅力。

長年勤めた大手のスーパーを退職し、複数の職種を経験した中谷さんは、かつての同僚からスーパーとうかいでスタッフを探していると声を掛けられました。「いろいろな業界を経験した結果、スーパーでの業務が自分に一番合っていると思ったんです。せっかくいただいたお話なのでお世話になることに決めました」。

スーパーでの業務の魅力は、頭と体の両方を使うバランスの良さだと中谷さんは言います。「商品の品出しやレジ打ちに加え、仕入れ業務も担当しています。四季の変化や天気の他、お盆やお彼岸などの年中行事に合わせて仕入れ数を決めるのは思った以上に頭を使います」。

前年の売り上げデータと自分の記憶を参考に注文数を決め、思い描いた通りに売り上げが伸びた時は大きな達成感を感じるそう。一方、予想以上に売れた時には、もう少し冒険して数量を増やしても良かったのではと反省。商品のロスが出てしまうことよりも、欠品の方がお客様のお店に対するマイナス評価に直結することから、発注は担当する業務の中でも特に気を使うそうです。

商品在庫を把握し即日発注が基本。

副店長である中谷さんの1日は、前日の売り上げ状況の確認から始まります。「当店では特売に力を入れているので、まずは前日の特売品がどのくらい動いたかをチェックします。売れ残ったものを下げ、本日の特売品に特価の値札を付けていきます」。

特売品の準備が済んだ後は、朝届いた商品の品出し作業を行います。既存の商品の賞味期限を確認し、在庫が少ない商品があればその場で問屋に注文。「後回しにすると忘れてしまうことがあります。また、問屋の多くが午前中で終わるので、うかうかしていると明日入荷できるはずの商品が一日遅れになります。売り損じにもつながりますので『発注は即』が基本です」。

更に、商品によってはケース単位で頼まなくてはならず、在庫と商品の動きを常に把握していないと必要以上の商品を抱えることになるとか。中谷さんが受け持つ加工品の商品数はおよそ3000点。パソコンを利用するとかえって時間がかかるので、メモを活用しながら大まかに覚えて対応しているそうです。

商品を陳列する際には年配のお客様が多いことを考慮。棚の高さは低めに設定し、取りやすさを重視すると共に崩れやすくなるのを防ぐなど、お客様の安全への配慮も欠かしません。

事前に準備を整えてより良いサービスを提供。

午後からの業務は在庫整理をメインに、翌日や祭日に行う特売の準備を行います。「入社以来、上司からは『仕事は準備が7割と心掛けて実践しなさい』と教わってきました。事前準備をしっかりと整え、当日の作業が少しでもスムーズに進められれば、より良いサービスにつながります」。

同店で働き始めて丸5年、入社した当初は親類のように接してくるお客様との距離感に戸惑いを覚えることもあったそうですが、後に地元密着型のスーパーならではの特徴だと認識。それ以来、中谷さんは積極的にお客様と関わるようになったそうです。「従業員にはお客様と会話をしてくださいと伝えています。レジが混み合っている時など難しい場合もありますが、商品やお釣りを渡す時に目を合わせるだけでも十分です」。

目指しているのは、地域の皆さんが買い物に来やすいお店。お客様との関係を深め、家族みんなでゆっくり買い物を楽しんでもらえる店にしていきたいと中谷さんは話します。もちろん実現のために、流行のチェックや他店のリサーチもこまめに実行。「普段の買い物でも、つい仕事目線になってしまいますね」。頭と体をバランス良く使いこなし、今日も理想のお店づくりに励みます。

  • ラベラーで値札を貼り付ける

  • 商品名が見えるように向きをそろえる

  • 電話注文の商品を選んで配達する

  • パソコンを利用して昨年の売り上げ状況をチェック

  • 賞味期限を確認しながら商品をそろえる

  • チラシを常に持ち歩きお客様の質問に備える

アットホームな接客と働きやすい環境づくりを意識しています

当店は勤続年数が長く、アットホームな接客の得意なスタッフが多い職場です。皆さんにはできるだけ長く活躍して欲しいので、働きやすい環境づくりを常に意識しています。休暇申請や出勤時間の調整も「言いづらい」、「切り出しにくい」ということがないように普段からスタッフとは頻繁に話をしてコミュニケーションを図っています。

スーパーとうかい 北斗店

2010年のオープン以来、地域に根差したスーパーとして展開。「コストコ」商品の取り扱いや、電話注文による宅配サービスなど、大手スーパーでは実現が難しいサービスを提供。対面式の鮮魚コーナーでは毎日生きのいい旬の魚が購入でき、来店を楽しみにするファンも多い。

北海道北斗市飯生3丁目1-29
TEL.0138-73-5152
https://sp-toukai.com/hokuto.html