「仕分け」のアルバイト。仕事内容や向いている人のタイプを紹介
2024年1月29日公開
円滑な物流を支える「仕分け」の仕事
「仕分け」は、決められたルールに沿って荷物を分けていく仕事。この仕事によって、配送担当が荷物を見つけやすくなったり積み荷が作りやすくなったりするのです。宅配便や配送センター等で募集されることが多く、職場によって業務内容は少し異なります。例えば配送センターの場合は、コンビニエンスストア等に配送する商品を集めた荷物が中心。地域や店舗ごとに荷物を分けていきます。宅配便の仕分けの場合は、運送用のトラックからの荷下ろしや配送先のエリアごとに荷物を仕分けたり積み込んだりする仕事が多くなります。その他にも、検品や梱包作業を任せられる職場もあるようです。
どの職場であっても、作業の正確さとスピードが求められます。効率よく業務を進めていくためには、経験を積んで体で覚えていくことが何よりの近道です。
ピッキングと仕分けの違い
仕分けの仕事は梱包された荷物を、ルールに沿って分けていく仕事となります。一方でピッキングは、その前の工程を担います。具体的には、倉庫内のいたる所に保管された商品を集めてくる役割です。どちらも円滑な物流を進める上では欠かせない仕事と言えます。
仕分けの仕事に向いている人はこんな人
体力に自信がある人
重い荷物を運ぶことや、倉庫・施設内を歩き回ることが多い仕事です。そのため、力仕事に対応できる体力が必要となります。経験を重ねることで作業のコツを覚えられる仕事でもあるので、最初のうちは周囲のペースについていくだけで精一杯と感じるかもしれません。しかしコツを掴めば、体が自然と動くようになっていくはずです。それまではマニュアルや先輩の仕事ぶりから、進め方を学んでいくことをおすすめします。
素早く正確な作業を続けられる人
力仕事も多いことに加えて、スピードや正確性も求められる仕事です。もちろん最終チェックはありますが、違うエリアに行くトラックに荷物を積み込んでしまうようなことがあっては一大事。効率的に進めながらも、ミスなく対応できる方法を追求していく工夫も必要となります。
自分の生活スタイルに合わせて働きたい人
シフト制で、短時間の募集も多くあります。そのため、自分の生活リズムに合わせられる職場で働きたい人にとっては良い仕事かもしれません。単発や短期での募集も珍しくないので、期間を決めて稼ぎたい人にもぴったりです。
まとめ
・仕分けの仕事は、決められたルールに沿って荷物を分けていく仕事。職場によっては検品や梱包、荷下し・積み荷などの仕事を行うこともある。
・ピッキングは、商品を集めてくるのが主な仕事。仕分けは、商品が梱包された荷物を分けていくのが主な仕事。
・仕分けの仕事に向いている人は、体力に自信がある人、素早く正確な作業を続けられる人、自分の生活スタイルに合わせて働きたい人などが挙げられる。