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2万2000人が来場。岩見沢ねぶた祭2024レポート

2024年9月23日公開

ピックアップ情報

色とりどりのねぶたが夜の街を練り歩き、はっぴ姿の跳人(はねと)がラッセーラーの掛け声で踊る。本場青森のねぶた祭りさながらの光景が岩見沢市で繰り広げられました。今年で4度目の開催。岩見沢・滝川シゴトガイドもサポートしている岩見沢ねぶた祭の様子をレポートします。

8台の山車灯籠が街を彩る

8月31日、9月1日の2日間、岩見沢駅前の商店街と駅東市民広場を会場に開催された岩見沢ねぶた祭。台風接近により開催が危ぶまれたものの、初日の正午頃には雨が上がり、2日間で2万2000人が足を運びました。
会場には多くのキッチンカーが集結し、来場者はさまざまなグルメを満喫。隣接するイベントホールでは、地元のミュージシャンやパフォーマーによるステージイベント「Nフェス」が開催され、祭りを盛り上げました。
今年制作されたねぶたは過去最多の8台。31日夜に行われたねぶた運行では、色とりどりのねぶたが夜空に映え、観客からは大きな歓声が。岩見沢駅前の商店街を約1キロにわたり練り歩きました。

20年の時を経て復活した伝統

岩見沢市とねぶたのかかわりは古く、1990年代にさかのぼります。現在の彩花まつりは、かつては「あやめまつり」の名前で親しまれ、市民が作る大きなねぶたが夏の風物詩となっていました。しかし、2000年頃には担い手不足から製作・運行が困難に。岩見沢からねぶたは姿を消してしまったのです。
この歴史を知った北海道教育大学岩見沢校の学生たちが中心となり、2021年に復活させたのが現在の岩見沢ねぶた祭。4年目を迎えた今年は、初めて前夜祭が企画され、来場者も過去最高に。年々規模拡大と内容の充実が図られています。

青森との絆深まる岩見沢ねぶた

北海道教育大学岩見沢校「岩見沢ねぶた祭」実行委員長/阿部隼さん

本場青森との交流も育まれている岩見沢ねぶた祭。今年は実行委員会のメンバーが青森市を訪問してねぶたづくりの指導を受け、青森ねぶた祭りの本番も体験。交流を深めた青森公立大学の学生が岩見沢ねぶた祭にも参加しました。
今年実行委員長を務めた阿部隼さんは「青森のねぶた祭は、小さな子供からお年寄りまで、毎年お祭りを心待ちにしているのが印象的でした。岩見沢ねぶた祭も地域に根ざしたお祭りとして定着し、関係人口の創出にもつながればと思っています」とコメントしてくれました。
地域の活性化と賑わいづくりに貢献すべく、「岩見沢・滝川シゴトガイド」は、これからも岩見沢ねぶた祭を応援していきます。

岩見沢ねぶた祭2024

4年目となる今年は2日間で延べ約2万2000人(主催者発表)が来場。祭り気分を盛り上げる前夜祭を初めて開催。

開催日 2024年8月31日、9月1日
会場 駅東市民広場公園・イベントホール赤れんが
公式ホームページ: 岩見沢ねぶたまつり

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