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私が選んだ職場【CAFE GREEN(カフェ グリーン)】

2021年6月28日公開

私が選んだ職場

アパレル会社を退職後、工場スタッフ、歯科助手、コーヒー会社の事務などを経験してきた高砂さん。自分に合う仕事かどうかは、勤めてから判断してきたそうです。結婚後は子育てに支障がなく、自身の好きな接客業を選択。家族との時間を一番に、自分の気持ちにも正直に、楽しくカフェの仕事に取り組んでいます。

多くの経験から接客業へ!家族との時間を大切に楽しく仕事を続けたい。

パートスタッフ/高砂紗智子さん(41歳)
浦幌町出身。結婚するまで多くの職種を経験し、接客が好きだと実感。2015年11月同店に転職。

いろいろな職業を経験し、自分に合う仕事を発見。

最初に就職したアパレル会社を退職後、食品工場のスタッフ、歯科助手、コーヒー会社の事務職など、さまざまな仕事を経験してきた高砂さん。「仕事はまず勤めてみて、自分に合うかどうか判断するタイプでした。それに一人暮らしだったので、とにかく生活費を得るために働いていましたね」と言います。初対面の人とでも自然に話せる性格だったことから「接客は自分に合っていて楽しい」と気づき、25歳の時に再びアパレル関係で働き始めます。「途中、結婚や出産もあって退職も考えましたが、常連のお客様が私の出産を、まるで自分のことのように喜んでくださって。それがとてもうれしくて、仕事を続けようと思えたんです」と、トータルで5年間在籍しました。
その後、子どもの行事が集中する週末に休める仕事を探し、カフェグリーンの求人広告に出合います。「ここは以前から友人とランチをしたり、ケーキを買ったりしていて、おしゃれですてきなカフェだなと思っていました」と店の印象を語る高砂さん。しかし当時の求人は、新しく音更町に開店する系列菓子店「スイーツファクトリーグリーン」の募集で、連絡をした時には既に採用スタッフが決まっていました。履歴書を見たスタッフが「いろいろな接客業に携わった経験があるなら、カフェグリーンの方がいいのでは?」と勧めてくれて、2015年11月からカフェでの勤務がスタートします。

シフトを調整しやすく自分のペースで勤務。

勤め始めのころは、長男が小学生、長女が保育所に通っていて、子育てと両立できるかどうかが大切だったと言います。現在は新型コロナウイルスの影響で営業時間の変更もありますが、同店は基本的に夜遅くまで営業しており、希望する時間帯を選びやすかったことが好都合でした。保育所へ子どもを送ってから出勤し、夕方退勤後に迎えに行くというサイクルで働くことができたそうです。また、保育所の父母は皆仕事をしているので、どこで働いているのか聞かれるケースが多く、その度に「えーっ、あのおしゃれなカフェ?」と驚かれるのが気持ち良く、小さな自慢でもありました。
勤務して早5年半。長男はラグビーをしていて、週末は試合の応援や遠征試合への同行で出掛けることも多いそう。スタッフが何人もいるお陰で週末に休みが取れるのも、長く働いていられる理由の一つと振り返ります。現在、長男は中学3年生、長女は小学5年生で子育てが一段落したため、多少帰宅が遅くなるシフトも担当するようになりました。「そんな日も、夫が晩ご飯作りや洗濯などをしてくれて助かっています。夫はチャーシューとか、私より手の込んだものを作るんですよ」。ご主人と協力し合い、家族との時間を大切にしながら、自分のペースで楽しく働いています。

調理師免許を取得。ラテアートにも挑戦中。

2年前に調理師免許を取得し、ホール業務の他、一部調理や仕込み、ドリンク作りもこなしている高砂さん。大会で入賞経験もある店長に教わり、ラテアートにも挑戦中です。「店長や先輩スタッフは、ハートやリーフの形を奇麗に描きますが、私はまだうまくできないので、クマやアザラシなど独自に動物を描いてお作りしています」と楽しそう。牛乳にエアを混ぜて作るフォームミルクは重いため浮かせるのが難しく、気温や湿度なども考えて作らないと、アートの出来が違ってくるそうです。丁寧に心を込めて作った後で「ラテアート、かわいいね」「おいしかったよ」と常連さんから声を掛けてもらうのが励みになり、ラテアートの勉強にも力が入ります。
カフェに勤めたお陰で、家でもおいしいオムライスをスピーディーに作ることができ、料理をおしゃれに飾り付けられるようにもなりました。「長男は本当によく食べます。もりもり食べるのを見ていると楽しいですし、子ども達が自分の料理を喜んでくれるのがうれしいですね」。カフェでも、お客様がおいしそうに召し上がっているのを見るのが好きという高砂さん。これからも、母親目線の柔らかく温かな接客で、おもてなししてくれることでしょう。

  • ラテアートは泡が消えないよう、かわいい形を意識しながら手早く美しく仕上げる。

  • ホールケーキの電話予約では、伺った内容をキッチンスタッフに必ず確認し、受け渡し日時を決める。

  • 「箱を開けた時に感動してもらいたいから」と、お持ち帰りのケーキは奇麗な包装を心掛ける。

スタッフを多めに雇用し、子育て中でも働きやすい。

当店では、幅広い年齢層のパート・アルバイトスタッフを多めに雇用しており、互いにシフトを融通し合うことができ、子育て中のスタッフも休みが取りやすいと思います。今年6月で15周年を迎えられたのも、地域の皆様に愛されたお陰です。これからも、スタッフ全員でより良い接客を続け、おしゃれで居心地のよい空間とおいしさを提供していきたいです。
店長/遠藤弘貴さん(28歳)

CAFE GREEN(カフェ グリーン)

2021年6月29日で15周年。おしゃれなインテリアと手作りの食事メニューやケーキが人気。ケーキやドリンク、ハンバーグ弁当等のテイクアウト、ホールケーキの予約も受け付けている。

北海道帯広市東3条南3丁目4‐25
TEL.0155‐27‐3751
instagramもご覧ください⇒@cafegreen_obihiro