私が選んだ職場【プレミアホテル-CABIN-帯広】
2022年3月7日公開
国内旅行が趣味で、たびたび十勝を訪れ、プレミアホテル-CABIN-帯広を利用していた津山さん。大学卒業後、農業関連の会社に就職しますが、観光業にも興味があり、1月に同ホテルへ転職。旅行の際に味わった心地よいサービスをお客様に提供したいと、日々勉強中です。
旅行が好きだから、良い思い出になるようおもてなししたい。
宿泊部/津山優輝さん(23歳)
大阪府出身。大学卒業後、十勝管内で1年間農業関連の仕事に従事し、今年1月プレミアホテル-CABIN-帯広に転職。
宿泊時の良い印象がきっかけで転職へ。
津山さんは国内旅行が好きで、もともと観光業に興味を抱いていました。就職活動ではホテルのインターンシップにも参加しましたが、大学卒業後は縁あって十勝の農業関係に就職。しかし、ホテルの仕事が諦められず、転職を考えます。「学生のころから、人の役に立ちたいという気持ちが強かったためか、いつも友達の話を聞いて相談に乗るタイプでした」と、「聞き上手」の一面もあった津山さん。そんな自分の性格も、接客業であるホテルの仕事に向いているのではと感じていたそうです。
その後、シゴトガイドの求人サイトの中から見つけたのが、プレミアホテル-CABIN-帯広でした。「新型コロナウイルスの流行前に何度か利用したことがあり、フロントスタッフのチェックイン、チェックアウトの時の笑顔や丁寧な言葉遣いが心地よく、いいホテルだと思っていました」と振り返ります。朝食や温泉の素晴らしさも印象的で、いつも以上に良い思い出となった記憶から、「ここで働いてみたい」と面接へのチャレンジを決めました。
分からないことは何でも確認して学ぶ。
今年1月、正社員として宿泊部に配属され、予約受付の業務を中心に担当している津山さん。未経験で入った現場は、これまで利用する側の立場で見ていたホテルの風景とは全く違うと感じたそうです。「宿泊した時は気づきませんでしたが、ホテル側ではスタッフがお客様の条件に合う部屋の用意、宿泊日の変更など、細やかに対応しています。業務の大変さは外から見たら分からないことばかりで、新鮮な驚きでした」と言います。
現在は、指導担当の先輩と同じシフトを組んでもらい、マンツーマンでの指導の下、分からないことはすぐに聞ける態勢で勤務しています。「ある先輩から『忙しくてしっかり見てあげられず申し訳ない』と言われたことがありますが、十分丁寧に教えてもらっていました。担当の先輩が忙しそうな時は、他の先輩にも聞くようにしていますし、パソコン入力の操作方法などは先輩の仕事を見て学ぶこともありますね」。
先輩たちに助けられながら、順調に仕事を覚えている津山さんですが、まだ一人ではチェックイン時の対応が難しいと感じています。多くのお客様が一度に来館し、「連泊したい」「喫煙から禁煙の部屋に変えたい」など突然の変更が入るケースも。シンプルな変更は自分で対処できますが、部屋の大きさや人数の変更といったイレギュラーな内容には対処し切れないこともあるそうです。「今はとにかく一つひとつ先輩に確認しながら、必死に学んでいるところです。これまで何気なくホテルを利用してきましたが、自分の旅行はスタッフの皆さんに支えられていたのだと実感しました」と、改めて感謝するようになりました。
満足していただけるサービスを目指して。
対人サービスの仕事であることを意識して、常に仕草や言葉遣いに気を配り、お客様に対して不快な印象を与えないよう心掛けているという津山さん。「特に電話では顔が見えないので、スピーディーな対応が必要です。でも、問い合わせに対して知識が足りずに即答できないこともあり、毎回ドキドキしながら受話器を取っています」と話します。
気が抜けない毎日ですが、終業後は油絵を描くのが息抜きになっているそう。「これまでに鑑賞した有名なヨーロッパの画家への憧れから、独学で道具をそろえて描くようになりました。十勝の風景をテーマにすることが多いですね」と、時間があればキャンバスに向かいリフレッシュしています。コロナ禍が落ち着けば、もちろん趣味の旅行も楽しみたいと話しますが、今は仕事をきっちり覚えることが目標です。
「自分が心地よいと思ったサービスを、お客様にも提供していきたいです。常連様に対してはそれぞれのお客様に対応しているサービス内容を覚えて、満足していただければうれしいですね」と、一人前のホテルマンを目指し、今日も勉強に励む津山さんでした。
チェックインの予定時間、注意事項、駐車場を利用する場合は車のナンバーも伺い、データをパソコンに入力する
業務の合間に、エントランスの備品や棚等をアルコール消毒しながら丁寧に拭き上げる
電話予約に対応。ホテルマンとしての丁寧な言葉遣いは先輩から学び、常に気を配っている
お客様に部屋のキーカードを渡す時は、良い旅行になるようにと願い、笑顔を心掛けている
人材を大切に働きやすさを重視。出産・育児に関する制度も整備。
年2回、社員一人ひとりと面談している他、普段から「働きやすさ」をテーマに意見を広く求め、改善策を実践している会社です。人材を大切にし、女性ばかりではなく男性の育休も推進しており、年間1〜2名が取得、100%が復職しています。当ホテルはスタッフ同士の仲が良く、コミュニケーションを密に取っており、笑顔あふれる働きやすい職場環境だと思います。
副支配人/鈴木敦子さん(56歳)
プレミアホテル-CABIN-帯広
ハイクオリティなビジネスホテルとして国内6カ所で展開。プレミアホテル-CABIN-帯広はモール温泉と本格サウナ、リラクゼーションコーナーを備え、地元でも愛されている。十勝産食材にこだわった朝食も好評。
北海道帯広市西1条南11丁目10‐1
TEL.0155‐66‐4205
https://cabin.premierhotel-group.com/obihiro/