顧客と信頼関係を築き、頼られる存在であり続けたい【株式会社e-style】

これまでのキャリアに加え、知識をアップデートしながら新しい仕事に挑戦する関原さん。どんな仕事にも共通する姿勢は、相手のために行動し、信頼関係を築くこと。豊かな人間関係が、充実した仕事へとつながっています。

網走で生まれ、親の転勤のため道内各地で暮らした関原さんは、大学卒業後十勝のインターネット関連の企業に就職。営業と顧客サポートの仕事を12年程経験した後、地域のテレビ番組を制作する部署へと異動し、本別町のニュースを取り扱う番組制作に6年間携わりました。「どちらも未経験からスタートした仕事でしたが、特に番組制作の仕事は思い出深いです」と振り返ります。企画、取材、撮影、編集をこなし、130本もの番組を制作。経済やスポーツ、まちの話題など幅広い情報を映像で発信しました。その後環境を変え、いくつかの業種で仕事を経験した関原さんが、今年の6月に入社したのが「株式会社e‐style」です。「これまでの経験を生かして仕事ができるところや、会社の考え方に共感したことから入社を希望しました」。当社の理念に掲げられている「愛される企業、信頼され続ける企業」に加え、良好な人間関係を築きながら地域のために自分の力を尽くすという行動指針は、これまでのキャリアの中で、関原さんが大切にしてきたものだったと言います。「例えば何度も足を運ぶことで取材先との信頼関係を構築したり、相手のためにと行動してきましたが、当社の考え方にはそれと似たところを感じます」。

当社は2008年に創業し、北海道では帯広と札幌でマンションやアパートなど賃貸物件のインターネットサービスの施工・運営業務を核として事業を展開。2年前からは一般ユーザーや法人向けに光回線サービス「カムイ光」を提供しています。営業部所属の関原さんは、これらの商品を多角的に提案することを目指して、これまでの経験や知識をベースに、今の時代の新しい知識を勉強中です。「デジタル関係の用語や基礎的な知識はあるものの、変化のスピードが速い業界なので、新卒社員のころのような気持ちで毎日緊張感を持ちながら新しいことに挑戦しています」。また、デジタル関係の知識の習得に加え、顧客である賃貸経営者をサポートするために不動産業界についての理解も深めています。「自社のサービスを紹介するだけでなく、大家さんが抱える悩みに寄り添いながら、『導入して良かった』と喜んでいただける仕事をしていきたいです」と先を見据えます。

当社は現在従業員が6名で、営業は関原さんと部長の村井さんの2名体制。地元密着を大切にしながら、顧客に安心感を提供できるよう、特に素早く柔軟な対応やアフターサービスに力を入れており、年中無休で電話でのサポートも行っています。コロナ禍で人々の生活スタイルが変化したこの数年間は、特にWi‐Fiや光回線に関する問い合わせが増加したと言います。「当社は研修や資格取得の支援などを積極的に行っているので、未経験者でもキャリアを積める職場です。関原さんも今までの経験を生かして、お客様に喜んでいただけるような仕事をしてくれたら」と村井さんも期待を寄せています。「今後はこの会社の一員として、顧客との信頼関係をつくりながら、頼られる人になるのが目標です」と、今後の目標を話してくれた関原さん。「ゆくゆくは、番組制作の経験を生かして、当社を動画でPRするのも面白いかもしれません」と笑顔を見せます。インターネットは今や生活に欠かせないものとなりました。社会インフラを守る仕事に携わる責任感と誠実さを武器に、関原さんの挑戦はこれからも続きます。