地域のお客様に信頼され、より生活が豊かになるサービスを提案したい【株式会社帯広シティーケーブルOCTVサービスセンター】
2022年9月26日公開
簿記資格があったことから最初は経理に配属され、2年前に上司の勧めで営業へ異動したという櫻田さん。最初は接客する時の声が小さく消極的でしたが経験を重ね、笑顔で対応できるようになりました。地域に親しまれる会社で、更に役に立ちたいと毎日、知識と技術の習得に励んでいます。
営業部/櫻田亜夢さん(23歳)
高校卒業後、株式会社帯広シティーケーブルに入社。2年前に営業へ異動し、顧客のサポートを担当。
前向きな姿勢が評価され経理から営業へ
高校の選択授業で制作した15秒のコマーシャルがコンテストで入賞し、映画館で放映されたことがあるという櫻田さん。「進路指導の先生から『テレビ放送も手掛けている株式会社帯広シティーケーブルを受けてみたら』と勧められました」と話します。所属していたバレーボール部が同社の番組で取材され身近に感じていたこともあり、早速会社見学に訪れます。事務所に入った時、スタッフ全員が立ち上がって笑顔であいさつをする姿が印象的だったそう。「まるで自分を歓迎してくれたようでうれしく、入社希望の気持ちが固まりました」と言い、採用試験を経て入社しました。
面接で「映像を制作してみたい」とアピールしたものの、商業高校出身で簿記資格等を持っていたため経理に配属されます。「実は入社後、放送部の仕事内容の大変さを知りました。自分で取材して撮影から編集まですべてこなすのは私には難しいと感じ、経理で頑張ろうと考えたんです」と、経理の仕事に打ち込みました。そして入社3年目に、上司の勧めで営業部へ異動する話が持ち上がりました。櫻田さんは多少控え目な性格と思われていましたが、表情が豊かで仕事に対して前向きに取り組む姿勢が評価され、営業の適性を見込まれての異動でした。
訪問と電話対応の数をこなして不安を克服
当社ではスマートフォン、ケーブルテレビ、インターネット、固定電話等の通信機器や通信サービスを扱っています。以前はご加入者様宅に伺い、各種相談や機器の保守点検などを行うことが業務の中心でした。7月から従来の店舗に新たにサービスセンターを開設、現在はカウンターでの受け付けを担当する日もあり、新規のお客様の相談にも対応しています。
営業に異動後は、保守点検に必要な知識を学びつつ、先輩スタッフと1対1のロールプレイングの訓練を通して営業スキルを身に付けていきました。一人で訪問するまでには数カ月かかったそう。「最初は自信が持てず、お客様宅のインターホンの前でドキドキしたり話す声が小さかったりしましたが、訪問の数をこなし、何度も電話での受け答えを経験することで不安を乗り越えました」と振り返ります。訪問先で知らないことを聞かれたら、必ず一度持ち帰って確認するのも大事なポイント。ミスを防ぎ、再度訪問してしっかりと対処することで、少しずつ信頼されるようになりました。
「地元の企業なので親近感を持ってくださるお客様が多く、『すぐに来てくれて頼りになる』と感謝されるとうれしいです。時には私の名前を覚えてくれて、親しみを込めて『あむちゃん』と声を掛けていただくこともあります。優しいお客様に助けられている毎日です」とほほ笑みます。
知識と技術を身に付けて頼られる営業スタッフに
営業部は、放送部のお手伝いをすることも多いと言います。十勝毎日新聞社が主催する花火大会の中継をはじめ、高校野球中継やコマーシャルに切り替える機械操作、盆踊りの撮影、成人式インタビューなどを担当します。「多くの地域の方やスタッフに出会って多彩な経験ができ、勉強になります」と楽しそう。地域に根差した会社での仕事が、お客様とのつながりも深めているようです。
入社して5年。「積極的になったこと」が最大の変化だと考えています。「自宅ではにぎやかなほうなのですが、仕事では自信がなくて声がぼそぼそと小さくなりがちでした。今ではスムーズに言葉が出てきて、笑顔で話せるようになりました」と確かな成長を感じています。
まだ営業としては未熟なため、勉強を重ねてお客様の信頼を得たいと話す櫻田さん。「今は新規のお客様からよく相談される、スマートフォンのアンドロイド端末について勉強中です。更に詳しい知識と技術を身に付けて、お客様の生活をより豊かにできるような提案をしていきたいです」と目標を語ってくれました。
お客様からの相談に電話で対応。必要があれば訪問日を決めて説明に伺う。
「Wi-Fi」などの専門用語は図を使い、分かりやすく説明することを心掛けている。
電話や訪問の対応後は、パソコンで契約状況や相談・提案内容、明細等を記録する。
接客には幅広い知識が必要。高め合い前向きに働ける職場。
サービスセンター長/佐藤輝照さん(49歳)
接客では幅広い通信機器の説明が必要なため、営業スタッフは知識の習得に日々努力しています。分からない点を専門分野に強いスタッフへ確認する他、本社の営業を含めた週1回の会議や毎日の朝会などで話し合う機会を持ち、新情報を共有するなど、社員同士の情報交換を密に行っています。互いに知識を高め合うことで、前向きに働ける職場です。
株式会社 帯広シティーケーブル
OCTVサービスセンター
十勝毎日新聞社のグループ企業。ケーブルテレビとインターネット、固定電話、格安スマホを組み合わせたお得なプランを市内や本別町で展開。手厚く迅速なアフターサポートが信頼を得ている。
北海道帯広市西17条南4丁目8‐17
TEL.0155‐29‐2209
https://www.octv.jp/