シゴトガイド
ホーム求人情報応募・面接のコツインタビュー・記事シゴト図鑑
  1. 十勝シゴトガイド
  2. インタビュー・記事
  3. 私が選んだ職場
  4. 資格取得が自信に!責任感を持って現場の安全を守る大事な仕事【株式会社ホームライフシステム十勝】

資格取得が自信に!責任感を持って現場の安全を守る大事な仕事【株式会社ホームライフシステム十勝】

2022年10月10日公開

私が選んだ職場

勤務先で人間関係に悩んだ経験があり、転職を考えたという廣川さん。求人広告の内容に引かれて警備会社に入社し、資格を取得したことが自信につながりました。交通誘導時に交わすあいさつを励みに、責任感を持って仕事に取り組んでいます。

警備員/廣川恵汰さん(27歳)
音更町出身。高校卒業後、製材や自動車部品製造の仕事に就き、昨年4月警備会社に転職した。

求人広告の内容に親しみを感じて転職

廣川さんは、以前働いていた会社の上司や先輩スタッフとの人間関係で、悩んでいたことがあったそう。転職するなら、第一に人間関係が良くて働きやすいところがいいと考えていました。決まった形の求人広告が多い中で、ホームライフシステム十勝の広告内容は「社員たちの笑顔があふれ、とても明るい職場という印象を受けた」と話します。「夏はスポーツメーカーの空調服、冬は冷凍庫の中でも寒くないマイナス40度対応の防寒着が全員に支給されるので暑さも寒さも大丈夫!」「有給休暇の消化率は100%!」など、親しみの持てる内容に引かれて面接を受けました。入社後も先輩たちから、待遇や社員同士の関係性の良さを聞いて、「ここなら楽しく働ける」と感じたそうです。

その後、旗の振り方等、警備業務の研修を受け、先輩スタッフと一緒に交通誘導警備の現場へ。最初は無線での連携や変化する状況への対応が難しかったと振り返ります。「自分は引っ込み思案で、無線でのやり取りがうまく行かない時や、現場で急に横から自動車が出てきた時など、予想外の事態が起きると混乱してしまうこともありました」と廣川さん。そんな時も、同じ現場に立つ先輩スタッフが、何ができていないかを察して丁寧にサポートしてくれたと感謝します。更に自分なりに予測を立てて、「こういうことがあるかもしれない」と常に意識して行動するうち、次第に落ち着いて交通誘導ができるようになりました。

先輩たちの手厚い指導で交通警備の資格を取得

順調に経験を重ねて約1年が経つころ、資格を取得すれば自信につながると思い、受験を考え始めました。実技試験もあるため、先輩たちが時間を作って、旗の振り方等を指導してくれたと言います。「自信が持てずに、動きが小さく分かりにくくなっていました。誘導される車が戸惑わない指示の出し方の練習を重ねることで自信が生まれ、だんだん大きく腕を伸ばして旗を振れるようになりました」。先輩たちの手厚い指導は約1カ月半続き、今年6月、見事に交通誘導警備業務2級の資格を取得することができました。

交通誘導警備は、工事作業員、歩行者、運転者の命を守る大事な仕事です。責任の重さは入社直後から感じていたという廣川さんですが、今でも現場に立つと力不足を痛感する場面があるそう。工事現場での作業中、警備員同士の連携が取れていないと、作業員が事故に巻き込まれるなど、予想外のことが起こって大変危険です。「車だけではなく、現場にはバイク、自転車、ジョギングランナー、子どもなども行き交うので、もっと現場の数をこなして、より安全な警備ができるようにならなくては」と気を引き締めます。

工事の流れを理解し頼られる警備員に

交通誘導時、危険を察知するのはもちろんですが、通行する車や人に対して頭を下げ、あいさつすることを日ごろから意識していると言います。「同じ現場で顔なじみになった運転手さんや、通行する一般の方があいさつを返してくれると、うれしいですね。気持ち良く仕事ができますし、交通警備に携わって良かったなと思います」と、人との交流が励みになっています。

今後は、現場の警備を請け負うことの多い電気工事の作業について、更に詳しく理解したいと目標を掲げる廣川さん。「このケーブルを伸ばし始めたら、次はどんな作業をするのか。そういう流れが分かれば、より適切な交通誘導ができて信頼される警備員に近づけるのでは」と考えています。先輩スタッフには、クライアントから名前を呼ばれて「君がいるから大丈夫」と言われることにやりがいを感じている人もいるそう。「自分もクライアントから頼りにされる技術と知識を身に付け、名前を覚えてもらえるような警備員を目指して頑張りたいです」と前向きな気持ちで、今日も現場に向かいます。

  • 分かりやすいよう、大きくメリハリのある旗の振り方を意識している

  • 出退勤は会社で行い、事前にパソコンで次の工事内容と場所を確認する

  • 社用車に乗り込み、先輩スタッフと一緒に現場へ向かう

  • 警備後、当日の作業内容の伝票を作成し、班長から業務終了のサインをもらう

会社の支援で全員が資格を取得。有給休暇も希望休も取りやすい。

課長/米澤貴志さん(45歳)

当社では一人ひとりが自信を持って働けるよう支援し、全社員が資格を取得しています。また、全員にデスクがあり、出勤退勤時に顔を合わせて相談するなど、こまめにコミュニケーションを取っていて、にぎやかな事業所です。福利厚生では有給休暇の消化率100%。希望休も可能な限り取得できるよう調整しており、働きやすさに配慮しています。

株式会社ホームライフシステム十勝

電気工事現場の交通誘導警備を中心に、イベントや駐車場の雑踏警備も担う。空調服や防寒着の支給や健康診断等、福利厚生が充実。従業員は20〜60代まで幅広く、初心者も歓迎している。

北海道河東郡音更町南鈴蘭南2丁目6
TEL.0155‐30‐5555
https://www.otoden.co.jp/s_tokachi/