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スニーカーエイジ大会レポート【2021年10月10日開催|第4回北海道地区グランプリ大会】

2021年11月8日公開

ピックアップ情報

高校の軽音楽系クラブが日頃の成果を競い合う「スニーカーエイジ」。2021年は初の全国規模となる「第1回 We are Sneaker Ages -スニーカーエイジ-」に進化し、日本一を目指す高校生たちが各地で地方大会を戦っています。10月10日(日)には、北海道地区の動画予選会を勝ち抜いた道内15校が札幌市教育文化会館に集結。「北海道地区グランプリ大会」として、全国大会への切符がつかめる「グランプリ校賞」「準グランプリ校賞」を目指して持てる力を出し切りました。その様子をオフィシャルサポーターのシゴトガイドがレポートします。

今回のスニーカーエイジも2020年と同様、新型コロナウイルスの影響から地区予選を動画選考に切り替え、オリジナル・コピーを問わず1曲のみを演奏するスタイル(例年は規定曲と自由曲の2曲)。道北・道東エリアからは、北海道美深高等学校と北海道中標津高等学校がエントリーし、北海道地区グランプリ大会に進みました。

会場となったのは、札幌市教育文化会館の小ホール。選考員や関係者の他にオーディエンスはいない形での開催となりましたが、「ステージもこれまでにないくらい広く、スポットライトもきらびやか。100%のパフォーマンスができる環境です!」と出場者の一人が意気込みを話してくれました。

出場校は地区予選の動画と同じ楽曲を披露しましたが、やはり「生のライブ」は音の迫力も、パフォーマンスの自由度も桁違い。定番のバンドスタイルにチェロやバイオリンなどのストリングス隊を加えた出場校がユニークな音色を届けたり、女性ボーカルがアイドルの楽曲をロックなテイストでシャウトするように歌ったり、各校ともに練習の成果を思う存分に発揮しました。合間の代表インタビューでは、「人前に出るのは得意じゃないけれど、メンバーや周りの人に支えてもらってココまで来ることができました。感謝でいっぱいです」と涙ぐむ一幕も。

出場15校はいずれも実力派ぞろい。クオリティーの高い演奏を披露する中で、「グランプリ校賞」を手にしたのは道北の北海道美深高等学校軽音楽部。家入レオの『サブリナ』を圧巻の声量と楽しげな表情で歌い上げるボーカルと、ドラム&ベースの正確なリズム感、そしてギターの高度なテクニックが見事に融合したステージパフォーマンスでした。ボーカルの松田夢巴(ゆめは)さんは、「今まででイチバン楽しい瞬間でした。意識したのは、ライブ感あふれる演奏。練習では自分の見せ方を研究し、毎回動画を撮りながらパフォーマンスをチェックしました」とインタビューに応じました。

「準グランプリ校賞」を獲得したのは北海道札幌南高等学校軽音楽部。この2校が12月26日(日)にグランキューブ大阪で開催される全国大会で戦うべく大阪に向かうこととなります。最後に美深高等学校軽音楽部の松田さんにお話を伺ったところ、「まさか自分たちがグランプリ校賞をいただけるとは思っていませんでした。でも、全国大会に進むからには、さらに完成度を高められるように練習して、『北海道、スゴイ!』って言われるように頑張りたいです!」と熱い意気込みを語ってくれました。

第1回 We are Sneaker Ages -スニーカーエイジ

高校軽音楽系クラブによるコンテスト形式のフェスティバル。1979年に第1回関西大会より徐々に規模を広げ、2018年には第1回北海道大会を開催。2021年は初の全国大会として、約2,000校の頂点を決定。地域の特色を生かした演奏スタイルが楽しめることでも人気。
https://www.sneakerages.jp/