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長い年月にわたって安心して暮らし続けられるリフォームプランを提供する【潮産業株式会社】

2023年4月10日公開

私が選んだ職場

札幌圏で暮らしながら、学生時代には函館で就職活動を行うほど函館LOVEだった小林さん。勤務地が函館の募集記事を見かけて転職を決意。憧れの地で、新たな仕事に就き目標に向かって自分磨きに奮闘しています。

PanasonicリフォームClub
潮産業株式会社
営業/小林佑大さん(31歳)
北広島市出身。運送業の営業と飲食店での勤務を経て、2021年に潮産業に転職。目下の目標は、豊富な知識ときめ細かい説明で、施主から厚い信頼を得られる営業マンになること。

思い続けた町で未経験の業界へ転職

函館の雰囲気が大好きで、大学生のころからたびたび観光にきていた小林さんは、いつかこの町で暮らしたいと考えていました。「大学4年生の時には函館まで就職試験を受けにくるほど好きな町でした。結果的には道央の会社に就職しましたが、心のどこかでは函館での生活を希望していましたね」。

営業職を3年経験し、その後は5年ほど飲食店で働いていた小林さんは、仕事が一段落ついたところで、函館移住への思いが再燃しました。「30歳も目前に迫り、年齢的にも転職するならタイミングは今だろうと思ったんです。建築士として函館で働いていた友人に相談したところ『函館に来ればいいんじゃない』と背中を押され決断しました」。

「シゴトガイド」で情報収集を始めたところ、希望していた営業職のスタッフを募集する潮産業の求人を発見。建築部材の卸業という未知の業界に対する不安は多少あったそうですが、「未経験者歓迎」と書かれた言葉を見て、担当者に連絡しました。

分からないことは積極的に聞いて回る

採用が決まった小林さんは、希望通り営業部に配属されました。ただし、過去に経験した営業職とは勝手が大きく違ったそうです。「一般のお客様を相手に営業をしていた時とは異なり、今回は工務店や設備関連の会社など対企業の営業になります。専門的な知識がないと対応できないので、まずは建築用語と製品を覚えるのが課題でした」。

設備機器、電気系統、内装クロス関係など、建築業界ではそれぞれに分業されているのが基本で、建築部材の卸問屋として扱う部材数はざっと1万点。メーカーの数は多いだろうと覚悟をしていましたが、ここまで多いとは思わなかったそうです。また、同じ場所に使う部材でもメーカーによって施工方法や使用する部品もさまざま。覚えることは限りなくあると言います。

更に、現場で聞き慣れない言葉が出てきた時にはメモを取り、どのような意味なのか聞いて回りました。「大工さんは気さくな方が多いので、積極的に聞いて教わったほうが早いですね。まごまごしているよりも、相手への印象も良いと思います」。

知識に裏付けされた提案で信頼を得る

こうして着々と知識を深めていく中、同社では新たに一般住宅のリフォームを専門に行う事業部を発足。小林さんも企画営業担当として配属され、一般のお客様と接することになりました。「新たなお客様を開拓するところから始めるのが、現在の業務の大きな特徴です。リフォームに関するセミナーを開いたり、SNSを活用して情報を発信し、お客様が当社に連絡しやすい雰囲気を作ることを心掛けています」。

来店したお客様にはリフォームのイメージを伺い、必要に応じて提携するメーカーのショールームへご案内。各種の家電設備を体感してもらいながら具体的な話へと移っていきます。「ネットで製品の相場が簡単に調べられる時代です。費用のイメージがお客様の中でできている一方、アフターフォローの重要性などは見落とされがちです。そこをどうお伝えするかが難しさであり、やりがいのある点ですね」。

安く買うだけが正解ではない。その点を付加価値としてお客様に納得してもらえた時のうれしさは格別だという小林さん。お客様の信頼を得て、次はここも直してほしいと声が掛かる関係を構築するために、今日も商品知識の勉強に励みます。

  • 上司のアドバイスを参考に床材を選ぶ

  • タブレットを使って現場をスキャンし、3D図面を作成する

  • 取引先からの在庫確認の問い合わせに応える

  • お客様に最新機器の機能を説明

不意のトラブルに備えてコミュニケーションを図る

店長/外崎 剛さん

人当たりがいい点が小林さんの長所ですね。新事業がスタートしてまもなく1年、業務も覚えてきたので今後は営業の柱としての飛躍を期待しています。当社の営業はいろいろな方と関わるのが特徴です。一般のお客様をはじめ、各工事の職人など、両者の間に入って工期などの調整も行います。天候などの理由で工事が予定通り進まないなど、トラブルが起きた場合でもコミュニケーションを上手に取ることで、スムーズに進められることが多いですよ。

潮産業株式会社

建材卸業として道南の住宅産業を支えること58年。2022年にはリノベーション事業部を立ち上げてPanasonicリフォームClubに加盟。お客様それぞれの「しあわせのカタチ」をテーマに、資産価値を高め、豊かな生活を送る住まいの提案を行う。

TEL.0138-49-5225
https://ushio-reform.jp/