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スニーカーエイジ【2022年9月11日開催/北海道地区グランプリ大会レポート】

2022年10月10日公開

ピックアップ情報

高校の軽音楽系クラブが持てる力を出し切り、日本一の座を目指す「スニーカーエイジ」。12月25日(日)に大阪で行われる全国大会への切符をつかむべく、生徒たちは各地で地方大会を戦っています。9月11日(日)には、北海道地区の動画予選会を勝ち抜いた道内15校が札幌の共済ホールに集結。この「北海道地区グランプリ大会」では「グランプリ校」「準グランプリ校」の2校が全国大会に駒を進められます。当日の様子をオフィシャルサポーターのシゴトガイドがレポート!

会場を沸かせる演奏&パフォーマンスの数々!

北海道地区グランプリ大会に集ったのは、道内各地で動画予選会にエントリーした高校を勝ち抜いた実力派の15校。オリジナル・コピーを問わず1曲を選び、会場となった共済ホールでも同じ楽曲を披露します。道北・オホーツクエリアからは、北海道美深高等学校と旭川工業高等専門学校が動画予選会を突破してステージに立ちました。

昨年は選考員や関係者の他にオーディエンスはいませんでしたが、今回は人数を制限しながらも友人や家族が観客席で声を出さずに応援。共済ホールはステージの大きさだけではなく、照明や音響もプロ仕様です。「今までのライブで一番スケールの大きな会場」「スポットライトでお客さんの顔が見えないかも(笑)」「応援してくれる人がいるのはありがたいです」と出場者もハイクオリティな会場に胸を高鳴らせていました。

出場校の演奏は各校の個性が前面に押し出されました。激しい楽曲に合わせてボーカルも楽器隊もヘッドバンキングするパフォーマンスを見せてくれたり、トロンボーンをコーラス代わりにバラードをしっとりと歌い上げたり、ツインボーカルのハモリが見事に調和するなど、ハイレベルな演奏にオーディエンスも手の動きでレスポンス。歓声はなくとも、会場が沸き立っていることが一目で分かりました。演奏終了後の代表者インタビューでは「バラバラのバンドに所属していたメンバーが、心を一つにしてスニーカーエイジに挑戦しました。今日は皆の協力、顧問の先生の支え、応援してくれる方々がいてこそ成り立つステージ。聴いてくださって本当にありがとうございました」と思わず声を震わせる出場者も印象的でした。

美深高校が2年連続で全国大会へ!

今回、「準グランプリ校」に輝き、全国大会への切符をつかんだのが道北の北海道美深高等学校軽音楽部。LiSAの「ADAMAS」を力強く演奏し、圧巻のパフォーマンスを見せてくれました。代表者インタビューでは「タイトルの意味を直訳すると『征服されない』。この言葉のイメージを表現するために強さと格好良さを意識しました」と話しました。審査員はすかさず「私は美深高校の皆さんに征服されました」と講評。実は、昨年も先輩が「グランプリ校」を獲得していたことから、撮影した動画を見てもらいながら毎日のようにアドバイスを受けたといいます。

シゴトガイドは大会終了後に美深高校のボーカル・大石ゆずさんを直撃!演奏のポイントや全国大会への意気込みをお聞きしました。
「全員が楽曲の持つ力強さを表現するために、動作の一つひとつや目線をどこに向けるかまで研究したのがポイントです。実は、動画予選では11位だったので、巻き返すためにも朝練をたくさんしました。多くの人の思いを背負ってのぞむ全国大会。最大限のパフォーマンスを見せたいです!」

「グランプリ校」に輝いたのは北海道札幌厚別高等学校。この2校が全国大会で北海道旋風を巻き起こしてくれるのが楽しみですね!

各結果

◎グランプリ校・ヤマハ賞/北海道札幌厚別高等学校 軽音楽部
◎準グランプリ校/北海道美深高等学校 軽音楽部
◎モストエモーショナル校賞/北海道函館工業高等学校 軽音楽部
◎ベストスマイル校賞/北海道札幌東商業高等学校 軽音楽部
◎代表者モストパフォーマンス校賞/北海道小樽桜陽高等学校 軽音楽部
◎大阪芸術大学賞/北海道幕別清陵高等学校 軽音楽部

第2回「we are SNEAKER AGES -スニーカーエイジ」

高校軽音楽系クラブによるコンテスト形式のフェスティバル。1979年に第1回関西大会より徐々に規模を広げ、2018年には第1回北海道大会を開催。2021年からは全国大会として、約2,000校の頂点を決定する大会にパワーアップ。地域の特色を生かした演奏スタイルが楽しめることでも人気。